< 中間で止まる浮沈子 >

ふつう浮沈子は、容器を押すなどして水圧が増すと沈み、緩めると浮き上がる。
力がかかっていなければ、ずっと浮いた状態である。
力を加えずに、途中の深さで浮沈子を止めることはできない。
しかし、密度の違いを利用すれば中間の深さで止めることができる。

まず浮沈子の調整。
まず浮沈子を水だけでは沈み、食塩水だけでは浮くように調節する。
これはどういうことかというと、

水に沈むということは、浮沈子は水より重い
食塩水に浮くということは、浮沈子は食塩水より軽い
という関係になる。

これをもとに食塩水の上に、水をそそぐと、浮沈子が中間で止まる。
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