音質の改善で聞きやすくする


より快適な受信のためにラジオから出てくる音を聞きやすくする工夫を考えます.


簡単な方法

簡単な方法としては音の高さを変えることがあります. たいていのラジカセやコンポなどには,音の高低を変えるためのトーンコントロールがついていると思います. これを使って音の高さをかえると,雑音・混信の軽減に役立つことがあります. さらにグライコ(グラフィック・イコライザー)がある場合はより柔軟な音声のコントロールができます.

ラジオに音声をコントロールする機能がない場合でも.コンポなどにつなぐことで音声をコントロールできるようになります. イヤホン端子などからケーブルを使ってコンポなどに接続します. たいていの場合は音声の高音部をカットすることで雑音を軽減することができると思います.

また,放送を聞きにくいときはイヤホンヘッドホンを使った方が聞きやすくなります.


フィルターを使う

さらに積極的な方法としてはフィルターを使うという方法があります. ラジオからの音声をイヤホンの端子などから入力して使います.

フィルターには大きく分けると4つの種類があります. 低い周波数だけを通すローパスフィルター,高い周波数だけを通すハイパスフィルター,ある周波数の近傍だけを通すバンドパスフィルター,ある周波数の近傍をカットするノッチフィルターです. これらのフィルターは自作することもできますし,市販されているものもあります. 自作にかかる費用は4000円ぐらいでしょうか. 私もだいぶ前に作ったものを持っています. 最近はあまり使いませんが,聞きにくい放送局を聞くときにはかなり効果があります. 特に雑音が気になるときはノッチフィルターが効果を発揮します. 高い専用の受信機を買うと付いていることが多い機能です. フィルター回路に関する情報は「トランジスター技術」などの専門誌を見るとよくわかると思います.

さらに効果の高いフィルターとしてはデジタルフィルターというものがあります. DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)というチップを用いて信号を処理するというもので音声を望むようにコントロールすることができます. 昔に比べるとかなり安くなったようですが,それでも10万円ぐらいはするようです. 効果は値段だけのことはあるようです.


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