日曜日なので、店は軒並み休みです。
事前のweb情報で出てきた書店、Librairie Ernster (27, rue du Fosse)も、午前の市内観光の際に前を通りましたが、
閉まっていました。
事前のweb情報で、路面電車博物館方面の
バスも日曜運休(Park & Ride の大駐車場への路線のため?)のようで、ホテルで聞いたところ、歩けないことはないだろう、
というので、とりあえず駅の売店で地図を売っていることをあてにして、まず駅に行き、そこから歩いて行くことにしました。
所期の目的を達成し、あとは渓谷沿いを中心に市内散策し、ホテルまで歩いて戻って来ました。
とりあえずページを作ってみましたが、今後、地図を併せたり、説明を増やしたりして、情報を充実させていきます。
![]() |
昼食後、バスセンターの地下に行ってみましたが、全く休みで、バスの路線図等の入手はできませんでした。
(web上に方面別に出ていますが、全体が1枚になったのが欲しかった!) とにかく、南の新市街のはずれにある駅に向かって歩きます。 Adolphe橋上から旧市街方面を眺めました。午前に行った憲法広場、大聖堂などが見えます。 |
![]() |
同じくAdolphe橋上から。Petrusse 渓谷の深さを写したかったのですが・・・ |
![]() |
そのまま Adolphe Avenue de la Liberte を南下し、途中、もう一軒、期待していた書店
(Librairie Bourbon, 11 rue du Fort Bourbon)
も休みであることを確認(^^;し、今度は Avenue de la Gare を南下して駅に向かいます。
そんなこんなで駅に着きました。(実はこの写真、下記の買物をして駅を出た時に撮りました。13:33) |
![]() |
駅に着いて、バスの案内所がここでも閉まっていたので、がっかりし、本屋を探します。 キオスクに毛の生えた程度を予想していたのですが、予想外に広く、何より驚いたのは、各種の地図がたくさん あることです。期待していた地形図もいろいろ並んでいます。結構高いので、ぐっと我慢し、5万分の1を1枚、 2万分の1を2枚、市街地図を1枚、を買います。地形図が各6.5ユーロ、市街図が4ユーロで合計23.50ユーロ。 2万分の1の市中心部付近を左に示します(旅行者版で加刷があり、結構ごちゃごちゃしています) (図をクリックすると拡大できます) ![]() ![]() |
![]() |
駅に停車している列車が見えますが、目的の路面電車博物館に急ぎます。 事前調査に従って、右折してRue de Hollerichに入り、どんどん西進します。 |
![]() |
![]() ![]() 途中で、こんな看板の出た建物がありました。何だろうと思い撮りました。帰国後webで調べたら下記のような団体でした。 Federation Nationale des Eclaireurs et Eclaireuses du Luxembourg (National Scout and Guide Federation of Luxembourg, FNEL) |
![]() |
目標となる、前方右手の教会(Hollerich の Saint Pierre et Saint Paul教会)がだんだん近づいて来ます。 |
![]() |
Rue d'Esch を渡って、Saints Pierre et Paul教会を振り返る。 「観光名所」ではないけれど、立派な教会ですね。塔の時計を見ると、駅から20分弱歩いたことが分ります。 推理小説のアリバイに出てきそうです。 この先から、左手にCemetiere を見て、Rue de Bouillonを西進することになります。 |
![]() |
朝、フロントのお姉さん(緑ヘルではありません)が教えてくれた次の目標物、
"Mercedes"が、何のことか、やっと分りました(^_^)。 駅で買った市街地図にも、おなじみのマークが書いてありました。 |
![]() |
日本の感覚で「日曜日だから子ども連れで賑わっているかな」と思っていたのですが、
人っ子一人いません! バスの車庫みたいなところの入口のオフィス(もちろん閉まっています)に、呼び鈴を押して開けてもらって 聞いたところ、裏手にあると教えてもらいました。 web上の写真で見た線路とターンテーブルと車庫が見えて、一安心。 車庫の右側が入口だと教えてもらいました。 |
![]() |
自分でも何を撮りたかったのか、今では不明の写真 |
![]() |
車庫の右手に行くと、古い電車の足回りのようなものがありました。
右側の柵の扉が開いているので、そこから入れば良かったんだなと思いました。 写真左手の建物入口の戸は閉まっていて、呼び鈴を押しても誰も出てきません。 諦めかけて、「じゃあ車庫の外側から覗いて帰るか」と思って歩き始めたら、おじさんが顔を出して呼んでくれました。 |
![]() |
![]() 入場無料。「どうぞご自由に」という感じで放置してくれたので、気楽でした。もちろん、他の入館者は皆無です。 |
![]() |
写真や文書を時代順に整理してたくさん展示してありました。 予備知識があって、フランス語が読めたら、さぞ楽しいだろうなあ、と思いました。 これは蒸気機関車が路面を走っているのに興味を惹かれたので撮りました。 車体のサイズから見て、軽便鉄道かも知れません。 あと、蒸機が路上で衝突して転覆している写真もありました。 いやしくも機関車が路面電車や車とぶつかって転覆するとは、軽便鉄道ならではかも知れません。 あとでおじさんに何で蒸機が路上を走っているのか聞いたのですが、よく分りませんでした(^^; 英語が苦手なのは日本人だけではないようです(と、自分の英会話力を棚に上げて言う・・・) |
![]() |
以下の数枚は、「ご自由にごらん下さい」(^_^) |
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
一角のガラスケースに商品がいろいろ収めてありましたので、事務室にいるおじさんを呼んで、
1907年のLuxembourgの復刻地図を1.20ユーロで買いました。 駅から、現在の Adolphe Avenue de la Liberte を通って 旧市街へ向かう実線と、 Avenue de la Gare を通って旧市街へ向かう破線が描かれており、後者にtramwayと注記があるので、前者は蒸機の走っていた軽便鉄道かも? と思いました。このあたりはweb上の情報だけからでも、少し丹念に調べれば分るかも知れませんので、今後の課題とします(^_^) |
![]() |
Museumのおじさんに日曜はバスがないんだね、と確認したら、「そんなことはない」と廊下に並べてあるバスの路線別時刻表リーフレット(webでダウンロードできるものと同じもののようです)をあれこれ探して見てくれました。
結局、少し前に出たのであと1時間余りない、ということで、帰りも歩くことにしました。バスの路線図はないかも聞きましたが、要領を得ませんでした。(~~;
しばらく歩いたところにバス停があって、私のほしいと思っていた全体の詳細路線図が看板になっていました。
余り鮮明ではありませんが、物好きな人はクリックして拡大して見て下さい |
![]() |
再びSaints Pierre et Paul教会の見えるところまで戻って来ました。元画像では時計も見えて、14:45を指しています。1時間足らずだったことが分ります。 ここに出る前、Rue de Bouillon を東に向かって歩いていたら、車が止まって、運転している人が"gas perish"とか聞いてきました。ガス欠でガソリンスタンドを探しているのかなと思ったのですが、分ろう筈がなく、地図を見るかという気持ちで、手に持っていた地図を見せたのですが、 「おや、まあ」というような顔をして行ってしまいました。ホテルに帰って地図を見ていたら、Gasperichという所が近くにありました。 もう一つ、あとから地図を見てびっくりしたことは、Rue de Bouillon に沿って流れていた小川が、Petrusse 川の上流ということです。わずか数kmの筈なのにどこからあんなに深い渓谷を作るのだろう。そもそも、Petrusse 川の規模に比べて渓谷が妙に深いのも変です。(Alzette 川の方はそれなりの水量があると思いますが。) |
![]() |
Saints Pierre et Paul教会の前を通ったあたりで、たまたまバスが来たので乗り、14:55にはもう駅に戻って来ました。 その時は深く考えもせずに乗りましたが、帰国後にwebで時刻表を調べてみると、路線番号1番のバスが日曜は30分に1本、毎時17分と47分に Pierre & Paul の停留所を通りますので、14:47のパスだと分りました。
さてここで、Luxembourg市のバスの時刻をweb上でどう調べるか、私のあみ出した方法を書いておきます。
|
![]() |
駅前から Avenue de la gare を少し進み、できるだけ線路の近くに行こうと、すぐ右にあった通り Rue de Fort Neipperg に入りました。少しあやしい感じの通りでした。そのまま道なりに進み、交差した Rue de Bonnevoie に右折して入り少し進むと、右に駅構内が広がっていて、ホームに列車が停まっていました。 (写真をクリックすると、列車が拡大できます) |
![]() |
駅構内の北端で、ここから線路は地下に入ります。 |
![]() |
北東端から見た駅構内。逆光でうまく写りませんが。 |
![]() |
左折して、Rue de Laboratoire を登って行きます。鉄道がこの下を通っているようです。 |
![]() |
ここで左、Avenue Charles de Gaulle に入ります。何故か通りの名前に外国の大統領の名前をつける国ですね。 |
![]() |
なぜ同じところの写真を2枚撮ったのか、今となっては不明です。 (前の写真で車が邪魔して標識が写らなかったと思ったのかも。) |
![]() |
でも Avenue Charles de Gaulle はすぐに Boulevard d'Avranches に突き当たって終わり。
ここで右折します。 正面に見えている塔は、一瞬、旧市街かと思えますがそうではなくて、今朝、憲法広場から対岸に見えた新市街の銀行(Banque et Caisse d'Epargne de l'Etat)です。正面右にちらりと見えている橋は、Avenue de la Gare の延長で 旧市街へ渡る橋(Viaduc)です。 |
![]() |
Viaduc橋。右手は対岸すなわち旧市街ですが、Petrusse 川が蛇行しているため、左手遠方は、銀行の塔で分るように新市街です。 |
![]() |
地図によれば、対岸は聖霊広場(Place du Saint-Esprit)というが、午前中に行かなかったところなので見当がつきません。 |
![]() |
Alzette 川の下流(北)を望む。中央遠方の崖が、今朝通った Chemin de la Cornicheあたりかと思います。 |
![]() |
突然、列車の轟音が聞こえたので、あわててシャッターを切りました。少し遠いですが、例によって写真をクリックすると、列車が拡大できます。(15:16撮影) 先ほど、Luxembourg駅に停車していた列車のようです。 ligne 10 の時刻表によれば、15:15 Luxembourg 発Gouvy行きIR116列車かと思われます。 |
![]() |
続いてもう1本、トンネルから出てきました。(15:18撮影) |
![]() |
拡大してみると、Trier Hbf という文字が見えます。車体にDBとあることから、車両もドイツのようです。 ligne 30 の時刻表によれば、15:17 Luxembourg 発 Trier Hbf 行きRE5215列車で間違いなさそうです。 |
![]() |
右に分岐していく路線なのに、左の軌道を走っているのが、ちょっと不思議な気がしました。
|