Kubo's Junk RoomVersion 0.1 (July 04, 2002)
日本ビクター株式会社がXV-D9000に続いて2000年に発売したプログレッシブDVDプレーヤー。フロントパネルのデザインがHR-VX200など低価格帯のビデオデッキと同じであるため、多少高級感に欠ける。が、全体的に見れば実売価格からいってもコストパフォーマンスの良い製品と言える。
画質は同時期の低価格プログレッシブDVDプレイヤーに比べてかなり良い。ダイレクト・プログレッシブの効果は字幕合成で特にその真価を発揮する。通常のプログレッシブDVDプレーヤーは字幕を合成した後2-3プルダウンを行なうため、字幕が切り替わる際スダレ状に表示されることがあるが、XV-D721はそのようなことはない。
欠点もいくつかある。まず、リモコンそのものの使い勝手はまあまあなのだが反応が鈍いのは気になる。特に後方へのサーチに関してはかなり遅い。それからプログレッシブ/インターレース出力の切替えには電源の再投入が必要なこと、2-3プルダウンのオン/オフも再生中は行なえないことなどが挙げられる。電源部がもう少ししっかりしていると良かったのだが、これは値段と機能からすると致し方ないところか。
対応ディスク | DVDビデオ, DVDオーディオ, CD, ビデオCD |
---|---|
信号方式 | NTSCカラー方式 (EIAJ) |
音声周波数特性 | DVD(サンプリング周波数44.1kHz) 2Hz〜22kHz DVD(サンプリング周波数96kHz) 2Hz〜44kHz DVD(サンプリング周波数192kHz) 2Hz〜88kHz CD 2〜20kHz (±0.5dB) |
高調波歪み率 | 0.0018%以下 (16ビット) 0.0012%以下 (20/24ビット) |
ダイナミックレンジ | 100dB以上 (EIAJ) |
ワウ/フラッター | 測定限界以下 (±0.001% W PEAK) (EIAJ) |
映像出力 | コンポーネント映像: RCAピン(Y/Cb/Cr)×1系統, D2×1系統 S映像: DIN4ピンミニ×1系統 コンポジット映像: RCAピン×1系統 |
音声出力 | 光デジタル: 角型コネクタ×1系統 同軸デジタル: RCAピン×1系統 オーディオ: RCAピン(5.1ch)×1系統 |
電源 | AC100V (50/60Hz) |
消費電力 | 20W |
外形寸法 | W435×H113×D334mm |
質量 | 3.7kg |
価格 | ¥93,000 |
Copyright © 1996-2002 Masashi KUBO, All rights reserved.