Kubo's Junk RoomVersion 0.1 (July 04, 2002)


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シアター6.1ch化計画

リクライニングチェアの導入

この件はとくに6.1ch化とは関係ないが、6.1ch化に付随した変更なのでここに記すこととした。

購入

今までは座椅子に座って観賞していたのだが、スクリーン下端が床から600mmと高いため、かなり見上げる形となっていた。必然的に視界に写るスクリーンは台形に歪み、あまり気分が良くない。さらに何といっても座椅子は長時間座っていると疲れる。首を上げたままで居なければならないのもかなり辛い。

このような理由から、ついにリクライニングチェア(業界ではパーソナルチェアというらしい)の導入を決意し、家具店へ物色に出かけた。リクライニングチェアというのは全く未知の世界だったので、その値段の幅(2〜30万円)に驚かされる。しかし座ればその差は歴然としていおり、当初4〜6万円程度と考えていた予算は結局大幅アップすることに。

一点支持台座の図

一点支持台座の例

円形レール台座の図

円形レール台座の例

何件も廻って最終的に候補として残ったのはカリモクの R-PositionとEkornesのStressless Chairの2製品。この2社の製品の台座は円形レールの上をスライドするようになっており(回転テレビ台のような原理)、他社の1点支持台座のものに較べて圧倒的に安定感がある。剛性が低く、前後に揺れてしまうようなものは、使用感が悪いのでこの点は重要だ。また、背もたれを倒してもヘッドレストの角度を保つことができるのも大きい。首が上を向いてしまってはスクリーンが見えないので、シアター用としては無くてはならない機能といえる。

さて、この2社の製品の中から選び出した候補が次の表だ。座り心地では圧倒的にEkornesが秀でているが、いかんせん高い。Concord Plusならばそこそこ安いのだが、若干背もたれの高さが足らず頭のすわりが良くない。結局悩んだ末に一番気に入っていたEkornesのStress Wing Plusに決定。あとはカラーをどうするかだ。皮部がオックスフォード・ブルー、台座がチェリーのものがカッコいいのだが、シアター用ということでブラックとした。台座だけはチェリーが良かったのだが納期の関係でこれもブラック。

メーカ候 補 製 品 名定価
カリモクR-Position デラックス + オットマン158,000円
R-Position スタンダード + オットマン148,000円
EkornesStressless Wing Plus (オットマン付)238,000円
Stressless Colibri Plus (オットマン付)218,000円
Stressless Concorde Plus (オットマン付)178,000円
Ekornesについて

購入を決めてからいろいろと調べたところ、このEkornesというメーカ、リクライニングチェアではかなり有名らしい。ノルウェーの椅子メーカで、このStressless Chairが主力商品ということだ。評判はすこぶる良く、オーディオファンなどにも愛用する人が多いらしい。

なおEkornesの輸入代理店はシモンズ株式会社である。

設置

設置場所だが、リクライニングした時に耳の位置がサラウンドスピーカより後ろにこないようにしなければならない(Dolby Laboratoryの推奨)。チェアをあまりスクリーン側に寄せたくないため、サラウンドスピーカを若干後ろへずらした。洋間ならサラウンドスピーカを壁へ向け、後ろから回り込ませるという手法が使えるが和室ではそうはいかないので難しい。あまり良くはないがサラウンドスピーカが耳の真横より若干後ろにある配置で落ち着いた。


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