Kubo's Junk RoomVersion 0.2 (2002年12月2日)
気になる液晶の画素つぶれは下から1/4程度の場所に青の常時点灯が1つ。全面黒にならない限りほとんど目立たないので、まあよしとするべきだろう。それうよりも液晶パネルについたホコリの影が映る方が気になる。エアーダスターで吹き飛ばせばよいらしいが、買ったばかりで冒険をするのもなんなのでとりあえずは放っておく。
とりあえずうまく投影できることは判ったので、プロジェクタをちゃんと設置するためにベニヤ板を買いにいく。まあ暫定的な処置なので400mm×600mm×12mmとする。高さ250mmのコンテナを縦に3段に積み重ね、その上に買ってきたベニヤ板を置きプロジェクタを設置。およそ800mm程度の高さから頭越しでの投影となる。スクリーンの下限がレンズより下側になるためプロジェクタ後部を持ち上げてやり多少下向きに調整。投影画像が多少台形に歪むがとりあえずはよしとする。問題があればVPL-VW10HTの独自機能である台形補正を使えばよい。それより面倒なのは左右に関する斜め投射だ。これは画面が歪まないように気をつけて設置位置を微調整する必要がある。
画質はまあまあといったところか。ただ今日は気持ちが昂ぶっているので冷静な判断はできていない。おいおい判ってくるはずだ。
設置して気づいたのだが、VPL-VW10HTは本体電源スイッチがなく、スタンバイ状態までしか落ちない。完全に電源を落すためにはケーブルを引き抜くしかない。これは面倒なので後日遠隔スイッチを購入することにした。
また思ったよりファンの音がうるさい。ダクトが前面にあるため、背後から投影する場合は排気音が直接耳に届くのが原因であろう。従来のものに比べれば随分マシらしいが、それでも静かなシーンではやはり気になる。「2001年宇宙の旅」のような映画では困るかもしれない。
さらに恐ろしいことにリモコンに「リセット・ボタン」なるものがある。マニュアルを読んだ限りにおいては押すといきなりパラメータが初期化されるようだ。せめて数秒押し続けるととか、押した後本当にリセットしてよいか尋ねるといった仕様にしてもらいたいものだ。
機器の問題ではないが重要なことが判った。投影のジャマになるので取り込んだ洗濯物をこの部屋に掛けておけないのだ。面倒でもちゃんと畳んでおかなくてはならない。冷静に考えれば判りそうなものだが、盲点であった。
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